ALLTITEリフトアップの仕組み、ウルセラやサーマクールとは何が違う?

ALLTITEは高周波系のエネルギーで組織内のイオンと水分子を動かし、真皮層とSMAS層の内部で熱を発生させるリフトアップ機器です。
ウルセラやサーマクールFLXと同様に、肌の内側に熱を生み出して弾力をケアします。違いはエネルギーの種類と熱が生じる位置にあります。ウルセラは集束超音波を決められた深さに集め、サーマクールFLXは高周波で肌の深い層を温めます。
ALLTITEの核となる仕組み
メーカーはこの技術をDLTD(Dermis Layer Target Dielectric Heating)と呼び、Focuspolarというエネルギー伝達方式と冷却装置を組み合わせた技術として紹介しています。
- ジュール加熱と誘電加熱: 電場の中でイオンが動くことで生じる熱と、水分子のように極性をもつ分子が回転することで生じる熱を併せて用います。熱は肌の表面ではなく、組織の内部で生じます。
- サファイアレンズ: レンズで起こる回折によって、エネルギーをハンドピースに近い領域に集めます。加熱効率と範囲はこのレンズで調整します。
- 半導体冷却: ハンドピース内の半導体熱電冷却装置が、エネルギーを伝える間、表面の温度を下げます。
- ターゲットとなる層: 弾力線維がある真皮層と、その下の筋膜層であるSMAS層を同時にターゲットとします。
熱を受けたコラーゲンが収縮し、新たに作られる過程は数週間にわたって続きます。そのため、施術直後に感じる引き締まり感と、回数を重ねる中で生じる変化は分けて考えます。

ウルセラ、サーマクールFLXとの違い
| 区分 | ALLTITE | ウルセラ | サーマクールFLX |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 高周波系(DLTD) | 集束超音波 | 高周波(RF) |
| 熱の生じ方 | イオンの移動と分子の回転により組織の内部で | 超音波を決められた深さの施術ポイントに集めて | 高周波エネルギーで深い層を温めて |
| メーカーが公表している作用層 | 真皮層、SMAS層 | 真皮層、SMASを含む筋膜層 | 肌の深い層 |
| 施術中に使う機能 | 半導体冷却で表面温度を下げる | リアルタイム画像で深さを確認し、1.5mm、3.0mm、4.5mmから選択 | AccuREPでチップごとにエネルギーを調整、冷却と振動 |
| 変化が現れる流れ | 数週間にわたるコラーゲンの変化を毎回確認 | 1〜2か月かけて少しずつ | 2〜4か月かけて段階的に |
| 回数 | 2〜4週間間隔で3〜5回、その後は年1〜2回のメンテナンス | 通常6ヶ月〜1年ごと | 年1回程度 |
表は作用の仕方の違いを示したもので、優劣ではありません。麻酔も異なり、ALLTITEは進行の順序に麻酔の段階がなく、ウルセラとサーマクールFLXはクリーム麻酔を行います。
お悩み別にまず検討する機器
1. 肌が薄く、リフトアップが初めての場合
- おすすめ機器: ALLTITE
- おすすめの間隔: 2〜4週間ごと
- おすすめの回数: 3〜5回、その後は年1〜2回のメンテナンス
- 特徴: たるんだ頬や フェイスライン、ほうれい線など、弾力が低下した部位を麻酔の段階なしでケアします。
2. 頬とフェイスラインが深い層からたるんでいる場合
- おすすめ機器: ウルセラ
- おすすめの間隔: 通常6ヶ月〜1年
- 特徴: リアルタイム画像で筋膜層まで深さを確認しながら進めます。
3. 小じわと肌の弾力低下が先に目立つ場合
- 推奨機器:サーマクールFLX
- 推奨周期:年1回程度
- 特徴:真皮層に高周波の熱を広く届けます。麻酔クリームには約30〜60分かかります。
深いたるみがはっきりしている場合や顎下の脂肪が多い場合は、一つの機器だけで計画せず、他の機器の併用も検討することがあります。
ALLTITE施術後のケア
- 施術当日: ぬるま湯でやさしく洗顔し、施術部位を強くこすらないでください。
- 2〜3日間: サウナ、チムジルバン、激しい運動、飲酒は控えてください。
- 1週間: スクラブ、ピーリング、マッサージなど肌に刺激を与えるケアは控えてください。
- その後: 保湿剤を十分に塗り、外出時は日焼け止めを忘れずに。次の回はご案内した間隔に合わせてご予約ください。
一時的な赤みやむくみは、ほとんどの場合数日以内に落ち着きます。妊娠中・授乳中の方、ペースメーカーや金属製インプラントのある方、ケロイド体質の方、施術部位に炎症や傷のある方、服用中の薬がある方は、施術前にお知らせください。水ぶくれができたり、熱感や痛みが強くなった場合はすぐにご連絡ください。
ご予約とご相談
フェイスフィルター医院水原院では、ALLTITEを100ショットから1200ショットまで段階的に行っており、300ショット、400ショット、600ショットには3回コースもございます。オーダーメイドカウンセリングで、たるみが肌の弾力によるものか、より深い層によるものかを先に確認し、機器とショット数を決めます。
本コンテンツは一般的な施術情報の提供を目的としたものであり、診断や治療に代わるものではありません。施術の可否と方法は、必ず医療スタッフとのカウンセリングを通じて決定してください。